マスタを利用した帳票印刷の流れ
LinkPrint CLOUDの「マスタ」
LinkPrint CLOUDでは、開発版およびユーザ版のアカウントにて、以下の2種類のマスタを提供しています。
・商品マスタ ・・・帳票に印刷する商品の品名・単価・税率区分などを管理できるマスタ
・取引先マスタ ・・・帳票に印刷する取引先の郵便番号・住所・担当者名などを管理できるマスタ
マスタに情報を登録しておくことで、差し込み印刷を行う時にアップロードする印刷データには、マスタの主キー項目の情報のみ入っていれば、マスタの情報を利用して差し込み印刷が行えます。
<マスタ構成>
商品マスタ | 取引先マスタ | ||||
主キー | 項目名 | データ種別 | 主キー | 項目名 | データ種別 |
○ | 商品コード | シングルライン | ○ | 取引先コードNo | シングルライン |
JANコード | バーコード | 会社名 | シングルライン | ||
品名 | シングルライン | 部署名 | シングルライン | ||
単価 | 数値 | 敬称 | シングルライン | ||
単位 | シングルライン | 担当者 | シングルライン | ||
統一伝票売価 | 数値 | 敬称2 | シングルライン | ||
税率区分 | 税率区分 | 郵便番号 | シングルライン | ||
画像 | 画像 | 住所 | マルチライン | ||
備考 | マルチライン | TEL | シングルライン | ||
商品備考1 | マルチライン | FAX | シングルライン | ||
商品備考2 | マルチライン | メールアドレス | シングルライン | ||
商品備考3 | マルチライン | 登録番号 | シングルライン | ||
備考1 | マルチライン | ||||
備考2 | マルチライン | ||||
備考3 | マルチライン |
※「商品マスタ」と「取引先マスタ」の項目内容の変更、および、お客様独自項目のマスタ作成はできません。
※上記をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご相談ください。
マスタを利用した帳票印刷の流れ
マスタの情報を使って差し込み印刷を行うには、以下の準備が必要です。
STEP1 マスタに情報を登録
最初に、商品マスタおよび取引先マスタにデータの登録をします。(どちらかのみの利用でも問題ありません)
データの登録方法については、「マスタに情報を登録する」ヘルプをご覧ください。
STEP2 マスタ項目とフォームカテゴリ項目を紐づける
マスタを利用して帳票の印刷を行うには、「オリジナルフォームカテゴリ」と「オリジナルテンプレートフォーム」が必要です。
また、「オリジナルフォームカテゴリ」を作成する中で、【どのフォームカテゴリ項目のオブジェクトにマスタの情報を出力するか】を決めるため、フォームカテゴリ項目にマスタ項目を紐づける必要があります。
マスタ項目とフォームカテゴリ項目の紐づけについては、「マスタをフォームカテゴリ項目と紐づける」ヘルプをご覧ください。
STEP3 差し込み印刷/手入力印刷
「オリジナルフォームカテゴリ」と「オリジナルテンプレートフォーム」を用意したら、印刷準備は完了です。
<差し込み印刷をする場合>
通常の差し込み印刷と同じ手順で印刷が行えます。アップロードする印刷データには、主キーの項目の項目名が入っていれば、その他の項目名は不要です。
差し込み印刷の手順については、「帳票差し込み印刷の流れ」のヘルプをご覧ください。
<手入力印刷をする場合>
マスタを使った手入力印刷も可能です。詳しくは「マスタの情報を使って印刷する(手入力)」ヘルプをご覧ください。
送付管理機能を利用する
提供している2つのマスタのうち、「取引先マスタ」からは送付管理情報の設定を行うことができます。
送付管理情報の設定を行うと、帳票を送付物として登録し、電子送付や送付状況の管理を行えるようになります。
送付管理機能について、詳しくは「送付管理機能の利用方法」のヘルプをご覧ください。
「取引先マスタ」の送付管理情報の設定方法は「取引先マスタから送付管理設定を行う」のヘルプをご覧ください。
マスタ利用時の差し込み印刷用印刷データの作成方法
マスタに登録済みの情報を利用して差し込み印刷をする場合は、印刷データの中にマスタ項目の項目名を含める必要はありません。主キーの項目名のみ含めてください。
印刷データの基本的な準備方法については、「印刷データの準備」ヘルプも合わせてご覧ください。
<例>
フォームカテゴリ項目名 | 参照しているマスタ | 主キー | 印刷データ |
取引先コード | 取引先マスタ(取引先コードNo) | ○ | ★ |
お客様郵便番号 | 取引先マスタ(郵便番号) | ||
お客様住所 | 取引先マスタ(住所) | ||
お客様担当者名 | 取引先マスタ(担当者) | ||
商品コード | 商品マスタ(商品コード) | ○ | ★ |
商品名 | 商品マスタ(品名) | ||
商品単価 | 商品マスタ(単価) | ||
数量 | ★ | ||
商品金額(「商品単価×数量」の計算式設定) | |||
商品税率 | 商品マスタ(税率区分) | ||
差出人住所 | ★ | ||
差出人名前 | ★ |
「オリジナルテンプレートフォーム」内に上記の通り12個のフォームカテゴリ項目があり、それぞれに差し込み印刷をする場合、アップロードする印刷データの中には「★」マークのついた項目の「フォームカテゴリ項目名」のみ入っていれば印刷が可能です。
・取引先マスタが参照されている項目(お客様郵便番号・お客様住所・お客様担当者名)は、取引先マスタの主キーである「取引先コード」が印刷データにあれば、マスタから自動で登録済みのデータが取得されます。
・商品マスタが参照されている項目(商品名・商品単価・商品税率)は、商品マスタの主キーである「商品コード」が印刷データにあれば、マスタから自動で登録済みのデータが取得されます。
・「商品金額」は、「商品単価×数量」の計算式を設定済みであれば、印刷データに「数量」が入っていれば、商品マスタから取得した「商品単価」と合わせて自動で計算が行われます。
※マスタの利用には、利用するマスタの主キー(取引先マスタ:取引先コードNo、商品マスタ:商品コード)を必ず印刷データに含める必要があります。