計算式(合計)
オリジナルフォームカテゴリの計算式設定時、「合計」は以下のルールで設定します。
STEP1
まずは、[計算式の設定]ダイアログの[合計・税]タブの中にある、[合計]または[税抜・税込額]タブから、利用したい「合計」の項目をクリックします。
合計
指定されたフォームカテゴリ項目の合計値を計算します。
主な対象:フッタ項目
帳票内の税率が一律の場合の合計、もしくは税抜き金額の小計といった、明細行の合計を出す
※税率が混在する場合は、「標準税率対象合計」または「軽減税率対象合計」を利用します
標準税率税額合計
指定されたフォームカテゴリ項目の中で標準税率対象の値のみを合計し、その合計値に標準税率を掛けた値を取得します。
主な対象:フッタ項目
明細行の標準税率対象の税額を出す
・金額[A0027](明細項目)の合計値が11,000の場合、計算結果は1,000(10%計算)
標準税率税込額合計
指定されたフォームカテゴリ項目の中で標準税率対象の値のみを合計し、その合計値に標準税率(込)を掛けた値を取得します。
主な対象:フッタ項目
明細行の標準税率対象の税込額を出す
・金額[A0027](明細項目)の合計値が10,000の場合、計算結果は11,000(10%計算)
軽減税率税額合計
指定されたフォームカテゴリ項目の中で軽減税率対象の値のみを合計し、その合計値に軽減税率を掛けた値を取得します。
主な対象:フッタ項目
明細行の軽減税率対象の税額を出す
・金額[A0027](明細項目)の合計値が12,500の場合、計算結果は1,000(8%計算)
軽減税率税込額合計
指定されたフォームカテゴリ項目の中で軽減税率対象の値のみを合計し、その合計値に軽減税率(込)を掛けた値を取得します。
主な対象:フッタ項目
明細行の軽減税率対象の税込額を出す
・金額[A0027](明細項目)の合計値が12,500の場合、計算結果は13,500(8%計算)
標準税率対象合計
指定されたフォームカテゴリ項目の中で標準税率対象の値のみを合計した値を取得します。
主な対象:フッタ項目
明細行に税率が混在する場合、標準税率対象の行のみの合計を出す
・金額[A0027]の項目が5行分あり、そのうち3行が標準税率対象の場合、3行分の合計を出す
軽減税率対象合計
指定されたフォームカテゴリ項目の中で軽減税率対象の値のみを合計した値を取得します。
主な対象:フッタ項目
明細行に税率が混在する場合、軽減税率対象の行のみの合計を出す
・金額[A0027]の項目が5行分あり、そのうち2行が軽減税率対象の場合、2行分の合計を出す
非課税対象合計
指定されたフォームカテゴリ項目の中で非課税対象の値のみを合計した値を取得します。
主な対象:フッタ項目
明細行に税率が混在する場合、非課税対象の行のみの合計を出す
・金額[A0027]の項目が5行分あり、そのうち2行が非課税対象の場合、2行分の合計を出す
税額(明細行単位)
指定された税率で税額の計算をします。
※税率区分オブジェクトが存在する場合、税率区分の値に合わせた税率で計算します。存在しない場合は標準税率で計算をします。
主な対象:明細項目
明細行の中の、1行分の税額を出す
・同じ行内の金額[A0027]の値が1,000の場合、計算結果は100(10%計算)
税込額(明細行単位)
指定された税率で税込額の計算をします。
※税率区分オブジェクトが存在する場合、税率区分の値に合わせた税率で計算します。存在しない場合は標準税率で計算をします。
主な対象:明細項目
明細行の中の、1行分の税込額を出す
・同じ行内の金額[A0027]の値が1,000の場合、計算結果は1,100(10%計算)
STEP2
「合計・税の設定」に関する説明ダイアログが表示されます。
ダイアログ下部の[設定に進む]ボタンをクリックします。
STEP3
[計算式の設定]ダイアログの[フォームカテゴリ項目 表示部]にある項目から、STEP1で選択した「合計」の種類を求めるために必要なフォームカテゴリ項目を選択します。
STEP4
最後に、簡易ヘルプ欄にある「)」(閉じ括弧)を選択して設定完了です。
フォームカテゴリ項目を選択せずに「)」(閉じ括弧)を選択した場合、下記のダイアログが表示されます。
[設定中止]ボタンをクリックすると、合計・税の設定を中止できます。